この度、「令和6年度 巣鷹湖キャンプ場管理棟建設工事」が無事に竣工し、発注者である野沢温泉村様へのお引渡しが完了いたしました。老朽化に伴う建替えとして、野沢温泉村上ノ平地区にある巣鷹湖キャンプ場の新しい管理棟が、予定工期内にその姿を現しました。
工事名: 令和6年度 巣鷹湖キャンプ場管理棟建設工事
工事場所: 野沢温泉村 上ノ平地区 巣鷹湖キャンプ場
施工期間: 令和6年8月2日~令和7年8月31日
工事の目的: キャンプ場管理棟の老朽化に伴う建替え工事
🌲 巣鷹湖キャンプ場(スタカ湖キャンプ場)の魅力
標高1300mに位置する巣鷹湖キャンプ場は、小さな湖の湖畔に広がるロケーション抜群の場所です。
シラカバやブナ、ナナカマドの木々に囲まれたこのキャンプ場は、四季折々の美しい景色を楽しめる自然の宝庫であり、夜には満点の星空が広がり、とても奇麗で癒されるキャンプ場です。

❄️ 困難な冬期施工への挑戦と対策
標高が高く、自然豊かな巣鷹湖畔での工事は、他の現場にはない特有の難しさがありました。特に、「冬の期間をどう乗り切るか」が最大の課題でした。
巣鷹湖周辺は、例年12月~5月下旬まで冬季閉鎖され、工事の進行が物理的に困難となります。
驚異的な積雪量で最大5m以上にも達する積雪への対策は必須でした。
冬季閉鎖期間を考慮すると、実質的な作業期間が限られ、工期短縮が求められました。また、環境への配慮も工事を進める上で必要でした。
💡 困難を乗り越えた対策
私たちは、限られた期間で品質を確保しつつ工期短縮を図るため、人員の増強と綿密な連携を図り、工程を短縮するため、職人さんの増員を行い、発注者様や関係者様との作業打合せを極めて綿密に実施しました。
作業段取りの徹底的な効率化を図る為、各作業の連携を見直し、無駄のない効率的な段取りを組むことで、作業スピードの向上を実現しました。
また、春から夏にかけての巣鷹湖周辺は、下界(平地)よりも6~10度気温が低く、涼しく働きやすいという特性を最大限に活かし作業を進めました。
🤝 達成感と安堵感:無事のお引渡し

これらの対策と関係者皆様のご協力の結果、当初の計画通り工期内に新しい管理棟を完成させ、無事にお引渡しを完了することができました。

今回の工事は、厳しい自然条件と闘いながらの作業となりましたが、その分、工事をやり遂げた達成感と安堵感はひとしおです。新しい管理棟が、これから多くのキャンパーの皆様に愛され、美しい巣鷹湖キャンプ場の安全と快適な運営の一助となることを願っております。
関係者の皆様ご協力本当にありがとうございました。